認知症の問題行動への対応 生活場面別マニュアル

『生活場面別の認知症の問題行動への対応マニュアル』を作成しました。
この研究により得られた成果を、マニュアル等の普及を図るために公開します。

公益財団法人 日本生命財団 ニッセイ財団高齢社会実践的課題研究助成

はじめに

 認知症の方に、同じことを何度も聞く、時間や場所がわからない、段取りを上手く立てることが出来ないといった認知機能障害に加え、幻が見える、怒りっぽい、不安が強い、何もしようとしないといった行動・心理症状が見られることがあります。認知症の方が住み慣れた地域で生活する上で、これらの症状による問題行動がしばしばみられ、生活に支障をきたすことがあります。そのため、認知症の方が安心して生活できるまちづくりには、これらの問題行動への対応マニュアルが貢献すると私たちは考えました。そこで、兵庫県の川西市医師会会長の藤末洋先生、川西市中央地域包括支援センター主任ケアマネジャーの森上 淑美氏に協力をしていただき、消防署員、主たる店舗の店員、ケアマネジャーの方々を対象に、実際に認知症の方の問題行動に対して、どのような対応をされて、どのような結果になったのかについてのアンケート調査を行いました。このアンケートを集計し、“生活場面別の認知症の問題行動への対応マニュアル”を作成いたしました。そして、このマニュアルを川西市の方々に使用していただき、有用性に関するアンケートを行い、その結果を元にマニュアルを改訂いたしました。その成果のマニュアルをこのホームページで公開いたします。

 このホームページの情報が皆様のお役に立てれば幸いと思っております。いくつか「決まり事」を作っておりますので、お使いの際は、ご理解とご同意をお願いいたします。

研究代表者 吉山 顕次